クリアランス 【極美本】レオナルド・ダ・ヴィンチ マドリッド手稿全5巻揃(翻訳・解題含)

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<発見のいきさつ>レオナルドの素描・素画・手稿の権威であった、故裾分一弘学習院大名誉教授の情報によると、マドリッド手稿発見のいきさつは劇的で、1965年アメリカのとあるバラード(スペイン中世の民族歌謡の一種)の研究者が、マドリッド国立図書館で検索のためカードをめくっていた。すると一連の整理番号に脱落があることに気づいた。その脱落した番号に相当する書物を探させてみると多数の機械の製図があり、側には解説のような文字が並んでるが、読めない。よく見ると文字を反転させたような文章だった。それでぴんときたらしい。以前レオナルドのファクシミリ版を見たときの鏡文字だったのだ。帰国後専門家に相談し、専門家と共に再度マドリッドを訪れた結果それがマドリッド手稿だと判明したのです。その後ファクシミリ版の国際的な出版が具体化し、日本語版の翻訳者の一人として裾分教授が参加され、1975年7月に岩波書店から販売されたのです。これを皮切りに80年に「鳥の飛翔に関する手稿」、82年に「解剖手稿」、85年に「ウィンザー紙葉素描集Ⅰ」、90年に「ウィンザー紙葉素描集Ⅱ」、88~92年「パリ手稿A-M」他が販売された。<内容>Ⅰ 「マドリッド手稿Ⅰ」184紙葉年代は1492~1500年頃、レオナルド40才~48才の頃、内容は一貫して機械工学的な素描からなり、精密に描かれていて、出版を予定していたものと推定される。その清書される前の原稿が、アトランティコ手稿(ミラノ・アンブロージョ図書館蔵)やパリ手稿に散見される。Ⅱ 「マドリッド手稿Ⅱ」158紙葉年代は1491~1506年、レオナルド39才~54才、内容は芸術的な断想・素描・メモ・ノートの類を含む。テーマの上では手稿Ⅰのような統一性はない。この時期にレオナルドはミラノで「スフォルツァの騎馬像」を鋳造しようとした時期でもある。(添付画集5・6枚目参照)Ⅲ 解題Ⅰ・Ⅱの解説、他の手稿との関連他の日本語訳Ⅳ Ⅰの本文翻刻とその日本語訳Ⅴ Ⅱの本文翻刻とその日本語訳●注意事項函に若干の不具合あり、また修復の跡あり、なお本体は未使用に近い極美本

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