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USBの、小型版 YG色 1個の出品です。
USB パワーコンディショナー 小型版 自作品
★ 電源ノイズ対策 USBコンディショナー ターミネーター スタビライザー ★
★ USBパワーコンディショナー USBターミネータ ノイズクリーナー 自作 ★
出品商品は、写真1のと同じもの1つになります。写真2はその中身です。
(写真3はサイズ比較用にUSBメモリとのツーショット写真。写真4は説明用の写真。そして写真5は有料オプション扱いです。)
自作品です。
■ USBパワーコンディショナー 自作品
当方、2018年よりHDMIパワーコンディショナーを出品しておりまして、その後、
SEコンデンサーを搭載したUSBパワーコンディショナーも出品するようになり、
今回は小型版のUSBです。初期に出品した小型版との色違い、素材違い品の出品となります。本オークションのは色がイエローゴールドです。
■商品について
基本的なところは、Panaの初代/2代目USBパワーコンディショナーと同じです。
ただし、小型化のため、コンデンサーは種類は同じですがチップ型のを
もちいています。
抵抗はPanaの初代のと同じ。
回路も、Panaの初代/二代目USBパワーコンディショナーと同じ。
つまりコレね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/?curid=1565453
それで、
端子とガワは、とても良いものを使っています。
端子は、これは高級ケーブルで使われているものです。結構高価です。金メッキの厚みが、通常のメッキよりも厚いです。
そしてガワは亜鉛合金製。亜鉛合金は高級ケーブルでよく使われてまして、
本品のも質感が高いです。ただ残念なことに、表面にはキズが付いてますね。
これは、1個1個、小分けにされずに、まとめて扱われるので、仕方ないです。
■チップ型のコンデンサー
本品において、当方のほかのパワーコンディショナーとの一番の違いは、
小型化のために、コンデンサーをチップ型のを使っているところです。
コンデンサーの種類は同じで容量も同じなんですけど、チップ型は
とても小さい。
ここで比較用に、コンデンサーの写真をとってみました。写真4です。
上の2種類が、HDMIパワーコンディショナーで使っているコンデンサーです。
左上のは小型のパワーコンディショナーに、右上のは大型のに使っています。
左下は、SEコンデンサーです。SEコンデンサーは小さいですね。
そして右下が、本品で用いている、チップ型のコンデンサーです。とても小さい。
でも実は、左上や右上のコンデンサーのコーティング樹脂を削ると、右下の
チップ型のと同じのが出てきます。ただし、サイズがちょっとだけ大きい。
#削って取り出した写真を撮っておけばよかったーーー!
このサイズの違いは、耐圧の違いです。
コンデンサーってのは、種類が同じで容量も同じでも、耐圧の違いによって大きさが
変わります。
上の2種類は、耐圧が500Vです。
一方、右下のチップ型のは、耐圧が100V。
耐圧が500Vのチップ型のって、売ってないんですよね。
# そもそも作ってるところあるのかな? 特注でなら作ってくれるのかなぁ。
結局のところ、違いは耐圧で、この耐圧の違いを気にするかどうかです。
まぁ、そもそもUSBはDC5Vですしね。
あと参考までにですが、左下のSEコンデンサーの耐圧は、100Vです。当方の
SEコンデンサー版は、この耐圧100VのSEコンデンサーを使用しています。
■追記: デジタル機器のそもそもですが
話のそもそも論として、デジタルなのになんで画質音質が変わるのかは、
ちゃんと理由があります。
もう何年も前からこちらあたりの後半部分に書いてますので、
ちょっとみておいてください。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1086406536
上記を読めば、デジタルなのに画質音質が変わるのは
ちゃんと理由があるのがわかるかと思います。技術的な理論および実機に対する測定器を用いた観測での裏づけがちゃんとあります。
■オプション o USBのふた? +150円
写真5と同じもの。 Q: これはナニ? A: 中の回路ナシ。ガワのはんだ溶接にて振動対策済み。 こんなんでも効くの? と思うかもしれませんが、まぁ安いんで試してみてください。 あとLANターミネーターなど基本的にほかのパワーコンディショナーのオプションの項にあるものはこちらでも承ります。
■発送につきまして
特に落札者からの指定がなければヤマト運輸宅急便を予定しております。
本品は宅急便コンパクト(少し安い。)に入りますので、ご依頼をいただければ対応します。
*宅急便コンパクトは運送保険がちゃんと付いていますし、サイズ的にもちょうど良く、
*料金も200円前後安くて良いのですが、ヤフオクのルールにより、落札者からの依頼が
*無い場合は、宅急便コンパクトの対応はいたしません。
*ご依頼を頂ければ、いままで通り対応しております。
発送は、かんたん決済後のの審査が通り次第、東京都から発送します。
決済後にかんたん決済の詳細を必ずご確認ください。
かんたん決済は、全ての決済においての審査があり、詳細欄で
確認出来ます。
当方では、審査通過前の発送は致しかねますので、よろしくお願いします。
■お取引について
部品につき、本オークションはノークレーム、ノーリターンとなります。
サポートは、ご希望の方には簡易な回路図の提供はいたしますが、
それ以外はノーサポートです。
落札後のやりとりについては、基本的には落札者に合わせるようにしています。
簡素なやりとりの方は簡素な取引を当然としているのでしょうから、当方も
出来るだけ簡素に努めます。(よくある、スマートフォンで長文は勘弁してなど。)
またご挨拶から入るかたには、従来通り挨拶から始める取引をしております。
それではよろしくお願いします。
============================================================
下記は、2018年春に、HDMIパワーコンディショナーの商品説明に書いたことです。再掲します。
============================================================
ネットでみかける自作品と同じと思われては心外なので、ここに明記しておきます。
重要なのは2点です。
一つは、端子。
もう一つは、
>回路自体はパナのUSBパワーコンディショナーと同じにしています。
コレです。
■Panaのパワーコンディショナーとは
まずそもそも、PanasonicのUSBパワーコンディショナーってのは何かというと、下記2点です。
(a) 電源ノイズを吸収し、電源をクリーンにして電源電圧を安定化させる
(b) 端子部分を金属でシールドし、外来ノイズを遮断する
これら(a)と(b)を同時に狙い、画質音質を向上させるのがパワーコンディショナーです。
まずは(a)から。
パナのUSBパワーコンディショナーでは、(a)のノイズエネルギーの吸収は、電気回路でおこなわれています。
回路自体は、抵抗RとコンデンサーCを直結した、単純で古典的な、ノイズ
吸収&発振防止回路です。
この回路にはちゃんと名前があります。
しかも、使い道の違いで、複数の名前があります。もちろんwikipediaにも
載っています。ノイズ吸収や発振防止などで別々の名前で載っています。
オーディオではコレなんでしょうが、電子回路ではコレとかコレとか。
もちろんおおもとはコレ。
コレの日本語版を読むと、スイッチング電源から来るスパイク状のノイズを
吸収するってのがわかるかと。
#日本語版のリンクはおかしくなるので、リンク先で「日本語」をクリックしてね。一部日本語版ナシだけど。 追記: 日本語版はこれでいける模様。https://ja.wikipedia.org/wiki/?curid=1565453 #内容をUSBに当てはめると、USBの5V電源ってのはDC-DCコンバーターで生成してるんだけど、#DC-DCコンバーターってのはようはスイッチング電源そのもので、1秒間に数十万から数百万回、#バチバチと常にスイッチングし続けてるわけ。それでバチバチいうたびにスパイク状のノイズが#発生するので、毎秒数十万から数百万のスパイクノイズがでちゃうわけだけど、このノイズを#取る定番の回路が、この回路。
原理としては、コンデンサーCでノイズのエネルギーを一時的に吸収し、
その吸収した電気的エネルギーを抵抗Rで熱に変換します。ノイズの電気的エネルギーを吸収し熱エネルギーに変換して逃がしてやる回路です。
ところがですね、、、
なんかネットで検索するとUSBパワーコンディショナーを自作している人が
結構いるようなんですけれども、特に画像も載せているものは、どれも
これも、回路が間違っています。
ほとんどの自作品は、「パナのを自作」と書いてますが、それ、パナの回路とは
全然違いますよ。
パナ系USBパワーコンディショナーの自作品はどれもこれも、使っている部品は
同じにしていても、接続箇所を間違えていて、
+5v電源とGNDの間にコンデンサーC
データ線+Dと-Dの間に抵抗R
コンデンサーCと抵抗Rは直結せず別々
こればかりです。
これでは、コンデンサーCで吸収したノイズのエネルギーは、抵抗Rと接続していないために熱に変換されず、回路に戻されます。なので電源の平滑コンデンサー程度のことしかしていません。
まぁ効果がある場合もあるとは思いますが、パナのパワーコンディショナーのノイズ吸収&発振
防止回路とは別ものです。
また、データ線間に特に低い抵抗値の抵抗をつないでしまっている自作例が多々
見受けられますが、それは機器によくないです。
速やかに使用をやめた方がよいです。
#ちなみに、USB-Cでこういういい加減なことをやって本体ぶっ壊した例がコレ。
https://www.amazon.com/dp/B013YL45HU
#USB-Cは抵抗値を本体側からチェックし流せる最大電流を決めてるので、
#変な抵抗付けたために異常な大電流が流れて本体を壊しまくったやつ。
#アメリカですからリコールになってます。当時話題になりました。#つまり何が言いたいのかというと、うかつにへんなものを機器に#つなげると機器が破壊されたりするのでヤバイですよと。
いちおう自作者のなかには、低抵抗はまずいとおもったのか、USB規格の
インピーダンスに合わせた抵抗を使っている例もありますけれども、
あれもさ、USBのデータ線でデータをやりとりするんならその値で適切なん
だけどさ、これ、パワーコンディショナーってのは、データのやり取りなんて
まったくしないわけで。
むしろインピーダンスに合わせた抵抗をデータ線間に接続してしまうと、
パルス信号が流れてしまうわけですよ。パルス状の電流が流れてしまうわけ。
しかもシッカリと。
それって、わざわざノイズ源を増やしているのでは?
USB回路としてはそれで正しいんだけど、
パワーコンディショナーとしてどうあるべきかを考えると、こりゃまずいでしょ。だいたいさ、Panaのはそんな接続しとらんよ。
#いちおう、USB規格に抵抗値をあわせてインピーダンスを整合をとっている
#のに対しては、USB回路としては先に書いたとおり適切なので、低抵抗の
#ように、「回路としておかしなことをやっている。それはヤメトケ。」って言って
#るわけじゃないからね。勘違いなきよう。
#そもそも、規格通りのインピーダンスにしておくことは通常回路としては
#正しい訳だし、その回路としての正しさ、筋を通すことに、ポリシーや美学、
#プライドが感じられることもあり、そういうところもまた自作の良さな
#わけだから、それに対してヤメトケと言ってるわけじゃありません。
#ただ、Panaはそんな接続しとらんし、当然当方のもそんな接続は#していません。
それではデータ線間はどうするかですが、やはりPanaのが参考になります。
そして繰り返しますが、当方のパワーコンディショナーは、
>回路自体はパナのUSBパワーコンディショナーと同じにしています。
であり、そこらの間違った回路の自作品とは違います。
ハッキリ言って、こんな間違い、パナのサイトの写真みればわかることなんですけど、
推測するに、最初に自作ものをネットに公開した人が間違えていて、それに続く人もそのまねをしたんでしょうね。一次情報源であるパナは写真を公開してるんですから、
ちゃんと一次情報源をみてれば間違えようがないんですが、一次情報源を見ずに
不確かなネットの情報ばかり見てるから、こうなるんでしょうな。
ここは素直に、パナの写真を良く見て造り直しましょう。
#もしひらきなおって「パナ系じゃないよ。別の会社のを元にした自作品だよ。」と
#するにしても、ちゃんとパナの回路で造り直したのも試しましょうね。
*月日が経ち、パナは製品が旧製品になるとWebページを整理更新するので、いまはいくつかはもうパナのWebサイト上では見られなくなってしまいました。以前は上記のとおり誰でも見ることが出来たんですけどね。*
次に(b)。
(b)の、外来ノイズのシールドのためには、シッカリした金属のガワの端子を
使います。
パナの初代と2代目は樹脂に金属プレートを張り付けたもののようですが、
最新現行の3代目モデルではガッチリした金属となりました。
そもそもですが、機器のHDMIポートにHDMIプラグを挿してない状態では、むき出しの部分がアンテナ化しており、ノイズを拾っています。
#USBポートも、同じくアンテナ化していて、ノイズを拾っています。
アンテナといえば、無線キーボードや無線マウス、無線LANやブルートゥースのドングルなんかも、あの超小型のドングルの中には更に小さいアンテナが入っていて、
あんな小さいのでもアンテナとして機能しているわけです。
同様に、USBポートもHDMIポートも、むき出し部分がアンテナ化しています。
このアンテナを金属で覆い、アンテナが外来ノイズを拾わないようにしてやります。
逆に金属で覆わずに、上記(a)の回路を裸の状態で挿しますと、これはアンテナを引き伸ばしているのと同じことで、よりノイズを拾ってしまうことになります。
#では安物HDMIケーブルは端子のガワは金属じゃないのに大丈夫なのかというと、
#あれはシールドされたケーブルにちゃんと接続されていて、そして対向側の機器で
#ちゃんと終端されていますから、大丈夫なのです。
#といっても、やはりわずかながらもアンテナ化はしており、そのため、パナやソニー
#など大手メーカーのHDMIケーブルでは、グレードが高くなると端子のガワは金属#となり、高級品では亜鉛合金製です。
一方、自作品でみられるパワーコンディショナーでは、
裸のままで使っていたり、せいぜいショート事故防止で絶縁素材で巻いてる
だけなので、あれではアンテナを伸ばしているのと変わりません。
よりノイズを拾うようになるので、裸のままはやめたほうが良いです。
ただ、自作の場合、金属の良いガワの端子の入手が難しく、自作派にとって
これが最大の難関かも。金属の代わりに、なんらかのノイズ吸収素材で覆うのが、自作では現実的かもしれません。
それで当方のパワーコンディショナー、ちゃんと金属製の良いガワの端子を
もちいております。高級ケーブルでよく使われている端子です。亜鉛合金製など、上等なものを使っています。
■実は(c)も
上記(a), (b) のほかに、実は(c)も
(c)パワーコンディショナー回路のノイズの打ち消し
パナの写真見ると、回路がひねってあるんだよね。
よく見ると、物理的に半ひねりしています。
これは上等な設計の機器では良く見られる手法です。配線の等長化と同様。
たとえば機器の内部配線なんかは、ケーブルを、ひとひねり、ふたひねり、と、ひねるごとにノイズが減ります。ノイズが打ち消しあうのです。
LANケーブルのツイストペア構造なんかがその典型的な例ですね。
パナは半ひねりしてますが、当方では、端子のサイズが小さいのと、脚の長さを極力短くしたい理由で、ひねっていません。#いゃ脚長いままで造ったのもあるんですけど、短いほうが効果がみられらので。
(2019年 3月 追加)
お問い合わせをいただきましたので、こちらにて回答します
■複数挿し
パワーコンディショナーを複数挿したときの効果の出方については、
2通りあります。
(a)2個目3個目と増やしたところで、一個目でノイズが減らされているので、
効果はあるにはあるけどその度合い、割合は、どんどん少なくなっていく。
(b)2個目3個目と増やせば増やした分だけちゃんと効果がある。
これは両方とも正しいです。
a, b どちらになるかは、使う機器次第なんですよ。
たとえばAV機器でUSBのポートが前面と背面にある場合、
そのUSB電源ラインが前と後ろで一緒か別々かで効果の出方が変わります。
別々の場合は、片方をクリアにしたところでもう片方は相変わらずですから、
そういう機器では両方に挿したほうが良いです。
また、電源ラインではなく外来ノイズについては、挿した分だけ効果があります。
あとは電源ラインと外来ノイズがそれぞれどれくらい悪さをしているかで、
複数挿しの効果の有り無しが変わってきます。
なので、高級版を1個だけにした場合と、通常版を複数使った場合とで、
どちらがより効果があるかは、使う機器次第です。
個人的には、光HDMIケーブルやHDMIパワーコンディショナーと比較して
USB版は効果が薄いので、
まずはとりあえず全空きUSBをオプションの150円ので蓋をしておく程度にしておき、USBの回路入りを導入するのは、光HDMIケーブルとHDMI版で全HDMIを埋め終わってからでよいと思います。